5月クイズの回答と出題者後記
ヒント:二語熟語
長短 明暗 禍福 天地 苦楽 矛盾など相反する言葉を組み合わせた熟語は枚挙にいとまもないほど見つかるとおもいます。今回の課題もそのひとつです。
僕はこの辺に漢字文化の特質のひとつがあると感じています。
長、短というときは具体的な伸張の程度を示しますが、長短というと、全く別な空間、長さの概念というべきものが知覚できます。
明暗にしても単に視覚的に認識されない暗示があります。
善悪となると善いとか悪いとかの判別ではない、さらにそれを包括した概念です。
良心とか良識とはが生成される原ということでしょうか?
この原というものは万人の共有する基準におくべきところですが、昨今は百人百様の呈をなすようですから、面倒です。
物事を科学的、分析的に見ることが矛盾のない正しい解決の方法だと教育されてきました。ここに疑問を挟む者では決してありませんが、矛盾を矛と盾に個々に検分しないで矛盾として了解する解釈もあるんだなぁと感じています。糾弾するのではなく、包括するところが漢字文化の懐の深さでしょうか?
今回の大震災でも日本の国民性を相当我慢強いと、外国から驚きをもって賞賛されたことは、記憶に新しい。
篆書(テンショ)に馴染みのうすいひとには読みづらい字になっています。
挑戦してどうしても解答が思いつかない時は当ホームページの「漢字の起源」2を参照しましょう。これではそのものずばりでしたね。
印鑑クイズの答え 有無です