9月クイズの回答と出題者後記
(ヒント)あなたの連想は俳句それともE.T. バットマン、狼男?
東洋ではこれを見入るとメルヘンチック、慕情をかもし出すけど、西洋では狂気,不吉のものとなるようです。東洋と西洋の意識のギャップがおもしろいですね。

luna は月(の女神) lunatic となると 気が狂うと英和辞典にあります。
答えは「中秋の名月」(陰暦で仲秋の名月は8(9)月の15夜の月とありました)
中の字の縦棒のよこの旗はかざり(?)です。単純な文字は印面の配分上こういった賑やかな文字を選ぶことが古い印にも例があります。
(ヒント)どうも地上にはありそうもないもの、でも誰の心の中にもあるもの。
答えは「恒久平和」です。和の字は偏と旁(つくり)が入れ替わっていますが、間違って裏に彫ってしまったのではありません。印面の配分上作為的に裏(鏡面反転)に構図をつくります。こうした工夫は篆刻ではよくします。
連日いまわしいテロのニュースが流れ、やりきれない気持ちを印面に刻みました。
人間の欲望と悪意の際限のなさに、改めて震撼しました。軟弱のそしりを気配しつつも、せめて方寸の世界(印鑑のこと)に遊ぶささやかな平和を享受しました。
正解率は25%ほどでした。やはり篆書は市民権がありませんね。