隹 |
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鳥にかたちどる。隹(ふるとり)は短尾のとり。鳥は尾の長いとりと書き分ける。 |
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隻 |
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隹(鳥)と手(又)からなる。手に一羽の鳥を持っていること。ひとつのこと。 |
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雙 |
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二つの隹(鳥)と手(又)、つがいの鳥を手に持つ、一つがいから、ひいてふたつの意となる。双は両方の手を表す、俗字。 |
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集 |
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多くの隹(鳥)が木に止まっている。集まる意。 |
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雄 |
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隹(鳥)と、音を表し同時にいさましい(勇ユウ)を示す ユウからなる。いさましいとり、ひいてひろく雄を示す。 |
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雅 |
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隹(鳥)と、音を表し同時にその鳴き声示す牙ガからなる。からす(烏)の一種。みやまがらす、みやびやかの意に用いるのは夏(カ)の借用。 |
山がらす、はしぶととありますが、今や悪名高い烏軍団ですが、七つの子と愛唱されたこともありました。運命の女神のきまぐれにあって、いかに過酷な運命であってもふてぶてしく生きてまいりましょうという教訓にもなるかも、、 |
難 |
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隹(鳥)と、音を表す ナンからなる。鳥の名、一説に金色の羽の鳥という。困難の意に使うのは艱カンの借用。 |
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離 |
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隹(鳥)と、音を表し同時にちょうせんうぐいすの意(麗鳥リ)を示す リからなる
離れる意にもちいるのは リの借用。 |
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雨 |
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おおつているくもと水滴からなる。上の横一は天。雲から降下する水滴、あめ。 |
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雪 |
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雨と音を表し同時に清らかの意潔(ケツ)をしめす慧の省略形からなる。セツは変わった音。空から降ってくる潔白なもの。 |
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雲 |
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古字は入道雲のあっまっている形を書く。雲は雨と音を表し同時にくもの意を表す云(ウン)からなる。ウンの音は雲がぐるぐる巻いている意(運ウン)からなる |
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電 |
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いなびかりの形 または と、雨滴からなる。のち雨を添えて電となる。 |
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雷 |
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雨と音を表し同時に雷鳴のかさなる
意 ルイからなる。田は の省略形、いかずちの意。 |
科学の実験室のような現象ですが、どんなに理性的になってとらえてみても、純粋に恐ろしいもんです。 |
震 |
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かみなりの意の雨と音を表し同時にふるう意(振シン)を示す辰からなる。 |
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