采 |
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爪の木から成る。木の芽や果実などを摘み取る。採の原字 |
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釆 |
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釆(ハン)は手のひらと穀物の種(米)とからなる字。種をつかんで播く意。 |
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釈釋 |
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釋は手のひらに種をのせた意を表す釆(ハン)と音を表し同時にわける意(析セキ)をしめすつくりの部分からなる。種をばらまく、ひいて細かく分ける、ときわける。教育漢字は略体 |
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里 |
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田と道の意を示す土からなる。田の畔道。あぜ道の意が失われて村ざとの意となった |
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重 |
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人がつっ立った形と荷物にかたどる(トウ・チョウは変わった音)とからなる。人が荷物を背負って立つ意。 |
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野 |
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村里の意の里と、音を表し同時に住まいの意(舎シャ)を示す予からなる。野の古字は埜(林と人の住む所の意を表す土からなる)後野が一般に用いられるようになった。 |
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量 |
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桝マスの意をあらわす日・口の部分と音を表す重ジュウ(リョウは変わった音)からなる。ますではかる、ひいて広くはかるの意 |
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金 |
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土とその中にある光るもの、音を表し同時にピカピカ光る意(輝キ)を示す今(キン)の省略形Aとからなる。鉱物の意、後に黄金をさすようになった。 |
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針 |
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穴のある針の形、後金が加えられは十になった。 |
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錬 |
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旧字体の錬は金と音を表し同時に柔らかくする意(爛ラン)を示す柬レンからなる。金属を熱しとかしてやわらかくし、ねりきたえる |
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録 |
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旧字体の録キラキラ閃く意(陸離リクリ)をを示すつくりの部分ロクからなる。金色のきらめく意。音をかりて金属にきざみつける意に用い、ひいてしるす意となった |
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鈴 |
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金と鈴のなる音を表す令レイ・リンからなる。 |
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銭 |
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金属の意を表す金と、音を表し同時に薄く削る意(戔セン)とからなる。金属の先端を薄く削った農具、鍬形の貨幣があったので転じて貨幣の意となった。 |
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